1月 10
ウッチの郊外で、私たちはアルコール工場を占拠した。部下たちは言った。
「酒を補充する必要がありますね」
「どこへ入れるんだ?水タンクか?」
飲料水用のタンクというのはアルミの合金でできていて、1つあたり2リットルの容量があり、蓋をネジでとめる形式だった。
「2日でベルリンまで行かれるわけじゃあるまいし、足りやしませんよ!」
「だったら90リットルの燃料タンクに入れるしかないだろう(ちなみに燃料タンクは2つ、それから予備用の潤滑油のタンクが1つあった)。酒でよく洗って、ギリギリ一杯まで入れたらいい。では作業にかかれ…」
「実は俺たち、もう入れちまったんですよね」